県は当初、あり方検討会を1年で切り上げるような姿勢を示していましたが、こうした部会運営と部会長らの進言もあって、他の部会(播磨中央公園、赤穂海浜公園)は数回の会合で店じまいしたのに対して、明石公園部会は2年目も継続して議論を続けました。全体会は明石公園部会の議論と報告を見守るという形で、2023年3月でいったん休会に入りました。
2年目の議論に入った明石公園部会は、樹木管理の在り方や管理運営の仕組みづくりへ向けての協議に入り、並行して市民意見を聴くためのワークショップ等も開催しました。この間3月~4月にかけての明石市長選の動きの中で、市長が泉氏から丸谷氏に変わって、つなぐ会の発起人で初代事務局長だった丸谷氏が市長の立場で6月から部会委員として参加することになりました。
この年の主要な課題は明石公園の管理運営の仕組みの具体化であり、とくに高田部会長が提案したプラットフォーム「談義所」の具体化でした。部会長が主催するワークショップを3回にわたって開催し、明石公園に関わりや関心を持つ市民等と県公園緑地課や園芸公園協会のスタッフが「平場での議論」を重ねました。
またこの間、つなぐ会は公園管理の現場を預かる園芸公園協会の幹部らとの意見交換会も開いて、意思疎通に努めました。
主な経緯
- 全体会は2023/3で休会するも明石公園部会は2年目に継続し、樹木管理の在り方や管理運営の仕組みづくりへ協議と市民との議論を進める
- 3~4月には明石市長選でつなぐ会事務局長の丸谷氏が市長選で当選し、泉氏に代わって部会委員のメンバーに参加
- 部会長提案のプラットフォーム「談義所」の具体化をめぐりWSを3回開催2/19-3/18
- つなぐ会も3~5月は中断後6/16に再開(17回ミーティング)
- つなぐ会と公園協会スタッフとの意見交換会を開催9/14
- 部会の議論をめぐり部会長へ意見書を提出し9/25、高田部会長と懇談10/20
- つなぐ会第22回ミーティングで2年間の活動総括のとりまとめを確認
- 12/27の最終部会?14回目で提言とりまとめへ